勉強に役立つノウハウ・雑学をご紹介

勉強(資格勉強、大学受験勉強など)のときに役立つノウハウや雑学を紹介していきます!

努力すれば報われるの?バイオリニストに関する興味深いデータをご紹介!

■努力は結果に比例する?
 
「努力をすればするほど、良い結果を生む」という話はよく聞きますよね。

 
それを聞いて私たちは頭の中で「それは当たり前のこと」となんとなく理解しているものの、
 
「ちょっとくらいサボっても結果はそんな変わらないよ・・・」
「努力しても成功するとは限らないし・・・」
 
と思ったりもします。
だから努力もなんとなく気が乗らなかったりしますよね・・・。
 
そこで、わたしはこの疑問の答えを調べることにしました!!↓↓
 
「努力をすればするほど良い結果を生むの??」
 
もし、この答えがYesであれば、今後より努力へのモチベーションが高まるからです!
Noだったときは、、、そのとき考えます!(笑)
 
 
上記の問いの答えを知るために以下の書籍を読みました!
 

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超一流になるのは才能か努力か? [ K.アンダース・エリクソン ]
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この書籍はざっくり紹介すると、

様々な分野の超1流の人を集めて、その人が超1流になれた理由を、科学的に分析するという内容です。
例を挙げると、
モーツァルトは本当に生まれながらの天才だったのか?とか、
・1流に共通する努力の仕方は?
といったことが書かれています。
そういったものに興味がある人には、とてもオススメの書籍なので是非読んでみてください!
 
 
■努力の量と能力の相関性に衝撃の事実が・・・!
 
さて、話を戻しますが、
今回はバイオリニストを例に、努力の量と能力の相関性がどの程度あるのかをご紹介します。
 
上記書籍では著者は、
ベルリン芸術大学の学生バイオリニストを以下の3グループに分けて調査をしました。
 
・Bランク・・・将来音楽の教員となる可能性が高い学生。
         普通の人と比べると高い技術を持つ演奏家ではあるが、
         後述のA,Sランクの学生と比べると、明らかに演奏技術は低い。
 
・Aランク・・・非常に優秀ではあるがスーパースターほどではない学生。
 
・Sランク・・・世界的なソリストとしてのキャリアを歩む可能性があり、
         いずれスーパースターになることが確実の、他を圧倒する学生。
 
そして上記B, A, Sランクの音大生が、バイオリンを始めてから18歳までに練習に費やした時間を自己申告してもらい、比較したのです。
 
するとどういう結果になったと思いますか・・・?
 
なんと、、
 
 
Bランク・・・平均3420時間
 
Aランク・・・平均5301時間
 
Sランク・・・平均7410時間
 
 
そう、ものの見事に、
「努力の量が多い人ほど、能力(演奏技術)が高かった」のです!!
 
 
この結果を聞かされると、もっと努力しようって思えますよね!
 
 
勉強していると、ふと
「この勉強は報われるのかな・・・」と思うこともあると思いますが、
上記のデータはそういった気持ちも打ち消して、
再度勉強に向かいたくなるような気持ちにさせてくれますよね!